2015年12月31日木曜日

良いお年をお迎えください

今年中は、本当にお世話になりました。
今年は、2年、3年と長きに渡り関わらせて頂いた住宅や、ホステル、レストランなどのプロジェクトが完成し、無事にお引き渡しすることができました。お施主様からも、喜びと暖かさに満ちた感想を頂き、完成までの苦労が報われるとともに、次なるプロジェクトへの力を頂きました。本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
良いお年を!!

2015年12月22日火曜日

スタディ模型

佇まい、風通し、光の入り方、遊び心、住まい方などを考えて。すぐに決まることもありますが、時には納得がいくまで何度も形を変えながらスタディ模型やデッサンを使ってイメージを作っていきます。

一つの家いくつも作る事があります。納得がいくまで。

2015年12月18日金曜日

web 「SUMAI 」にて長崎の建築を紹介しています

扶桑社の「住まいの設計」という雑誌で、以前、長崎の気になる建築について、ご紹介しました。今回はweb上で、その中から幾つかの建築を紹介してくださっています。
長崎には隠れた名建築が数多くありますが、その多くが長崎特有の歴史との関わりの中で造られていることを、今回の取材を通して改めて気づかされました。
興味のある方は、是非、ご覧ください。

2015年12月9日水曜日

おじいちゃんが育てた木の家に住まう。

山の木を使って家を建てるのは今回で3棟目になります。
年明けの着工を目指して設計を進めているA-house(仮名)の施主のお父様が山守りをして育てた木を使い、家を建てます。
一年前におじいちゃんとお父さんとお孫さんと一緒に木を切りに行きました。
朝早く入る森の中は、木や植物や生き物の生命力が感じられ、日常とはまた違う世界です。寒いけれど、澄んだ空気が心地良く感じます。
木を育て、その木を使って家を作るということは、いまではとても珍しい事ですが、お話を伺うと昔は普通に営まれていたことのようです。
樹種は針葉樹の杉とヒノキ。柱や梁となって家族を見守ってくれます。

木を育てた おじいちゃん とその家に住まう お孫さん。
おじいちゃんの眼差しは、既に家族を見守る柱
や梁のように感じます。
木こりさんは倒す方向を決め、切り倒します。
思わぬ方向
に倒れてしまい、亡くなる方もいるので、とても緊張する瞬間です。


トラックで運ばれ製材所へ。



2015年12月2日水曜日

長崎バプテスト教会


天窓から天井に差し込んでいる光は、季節や時間で動いていきます。森の木漏れ日のようです。夏には直接光が入らないようにしてあり、天窓を開けると、煙突効果で暑い空気が抜けて、室内が涼しくなるように設計しています。夏は木陰のようなのです。

礼拝堂が新しくなって3度目のクリスマスを迎えようとしています。
今週アドベントを迎え、いろいろとクリスマスのイベントがあります。是非クリスマスを教会で!

ゴスペルコンサート 12月5日18:00〜
クリスマス礼拝12月20日10:30〜
キャンドルサービス12月24日19:00〜


太陽の光の動きとともに光が動く様は建物全体が意思を持っているかのようです。