2011年12月17日土曜日

木を切る



真剣です


木を切りに行きました。
ピリピリと緊張した空気感の中

ガガガガーーーー(電気のこぎりの音)
コン コン コン  (抜きを打つ音)
オーィ        (倒れるぞーの合図の声)
ギギギギギギィーー(木の倒れる音)
ドォスゥン      (木が倒れた音)

この繰り返しで木が倒されていく
木こりさんは木と木の間に見事に木を倒していく。
思わず惚れ惚れと見とれてしまう。

木こりさんの仕事は年に事故で何人かは亡くなっているそうです。
命がけの仕事です。

私にとって
一生のうちに木を切る瞬間に立ち会えたというのは
鯨に遭遇するのに似ているような
氷河の崩れる瞬間に立ち会うような
そんな大きな時間や生命とのつながりを感じさせるものに似ている気がしました。

そしてその木が一年の時を経て、家へとつながっていきます。
私が今座っているこの床の木も こんな風にどこかでスゥーと天に向かって生えていた木なんだと また改めて気づかされる思いです。

2011年12月6日火曜日

おさなご園 地鎮祭

園児も一緒に
島原にある保育園 おさなご園の地鎮祭が先日ありました。
なだらかな山の中腹に位置していて、山手には眉山が大きくそびえ、下には海が見える 自然豊かな保育園です。

何度も打ち合わせで訪問させていただきましたが、園長先生をはじめ保育にあたられている先生方みなさん 子供達がスクスク育つようにとよく考えていらっしゃるのが伝わります。
打ち合わせのときいただく給食も栄養満点のうえ、愛情たっぷり(たくさんの野菜が刻まれています)。楽しみなのです。

今回は新たに 子育て中のお母様のための交流の場所 ということで、設計をさせていただきました。
今回お施主様でもある富田さんは イタリアでデザイナーとして活動されています。TOMITADESIGN
建物のデザインもいろいろと楽しい仕掛けを考えられています。
構造デザインはPAL構造の管社長です。
斬新なフォルムの建物になりそうです。

いろんな方と一緒に仕事をするのは、いつもの自分達の色とは異なり 新たな境地へと引き上げられるのでとても楽しみなのです。

さて、いよいよ着工です。